1988-10-18 第113回国会 参議院 内閣委員会 第6号
○政府委員(邊見正和君) 繰り返して申し上げますと、早期に大幅な避航をせず、また十分な見張りをなさず、さらに不適切な情勢判断のもとに安易に進行して避航時期を失したということでございます。
○政府委員(邊見正和君) 繰り返して申し上げますと、早期に大幅な避航をせず、また十分な見張りをなさず、さらに不適切な情勢判断のもとに安易に進行して避航時期を失したということでございます。
○政府委員(邊見正和君) 潜水艦「なだしお」、それから第一富士丸衝突事件につきましては、横須賀海上保安部におきまして約二カ月にわたって捜査をいたしました結果、九月二十九日に船長、艦長両者を業務上の過失往来妨害及び業務上の過失致死傷容疑で横浜地方検察庁へ書類送致をしております。 それで、「なだしお」側の容疑事実でございますが、当時の「なだしお」艦長が早期に大幅な避航をせず、また十分な見張りをしなかった
○邊見政府委員 お答えいたします。 そのとおりでございます。
○邊見政府委員 一般論についてお答えいたします。 一般論では、特に民間船が自衛艦を避けなければならないというルールがあるわけではございませんので、我々の方としては、民間船が自衛艦に対して遠慮をしているというふうにはとらえておりません。
○邊見政府委員 我々は、現在捜査を実施しているわけでございまして、そういった中身についてももちろん事情聴取をしているわけでございますが、現段階においてそのことについての答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
○邊見政府委員 お答え申し上げます。 今先生おっしゃいましたように、浦賀水道の通航量は全体で一日に七百二十数隻、それから航路は大体五百十隻ぐらいでございますが、その中で今回の自衛艦「なだしお」の航路航行につきましての海上交通安全法の遵守状況につきましては、我々の方としては、海上交通安全法につきましては特に異常な状態ではなかったと考えております。
○邊見政府委員 時間的には非常に微妙な時間でございます。今のところ、その問題につきましての認識としては「なだしお」自体はまだ前進中であった、このように理解をしております。ただ発停の方はもちろん後進を発令して後進がかかっていたわけでございますが、行き足があって前進中である、このように考えております。
○邊見政府委員 その件につきましても、海上保安庁といたしましては、捜査事項でございますので答弁を差し控えさせていただきたいと思います。
○邊見政府委員 現在そういった点も含めまして捜査中でございますので、十五時四十分が間違いないかどうかということについては答弁を差し控えさしていただきたいと思います。
○説明員(邊見正和君) お答えいたします。 現在の浦賀水道航路につきましては、海上交通安全法で航路をつくっておりまして、航路に航行義務をかけておりますのは五十メーター以上の船舶でございますが、これは五十メーター以下が通れないというわけではありません。しかし、一応五十メーター以上の船舶、大きい船舶に航路を通っていただいて、そして小型船は航路を外れた海域を通る、こんなことで秩序が保たれていると思います
○説明員(邊見正和君) 船舶の衝突するおそれがある場合の判断でございますけれども、いろんな可能な手段を用いていろいろやるということになっておりますが、一般的にはレーダーをのぞいてその変化を見るとか、あるいは二船間の方位を見るわけでございますが、その方位が航走後もずっと変わらないというような場合には衝突のおそれがあると判断できる場合でございます。
○説明員(邊見正和君) お答え申し上げます。 短音は一秒間でございまして、長音は大体四秒から六秒というようになっております。
○邊見説明員 お答えいたします。 本件につきましては、第一一徳丸船上から領置いたしました金属片二個等につきまして防衛庁に鑑定嘱託をいたしておりましたところ、十月十六日付でその返事をいただいております。現在海上保安庁ではその内容の検討とか、あるいは関係者の事情聴取等を行っておりまして、本事件の解明につきましてはできるだけ早期にやっていくということで鋭意捜査を進めているところでございます。
○説明員(邊見正和君) ペルシャ湾海域におきます我が国船舶の攻撃等に対しましては、海上保安庁の航行安全の確保の業務の一環といたしまして、情報の提供という形で現在対応をしております。ペルシャ湾内においてどういう船舶がいつどういう海域において攻撃を受けたかというようなことを、海上保安庁の無線通信を通じまして、通航船舶に情報として提供しているというような対応をしているわけでございます。
○説明員(邊見正和君) 通常の状態におきます海上における安全確保につきましては海上保安庁本来の任務でございまして、海上保安庁が担当しております。
○邊見説明員 海上保安庁では防衛庁に金属片等の鑑定をお願いしておりますほか、該船の乗組員の方あるいは付近で操業しておりました僚船の乗組員の方、そういう方からの事情聴取等も行っておりますし、また、無線交信記録等をもとに鋭意捜査をやっているところでございます。防衛庁からの鑑定の結果が出ますれば、さらにその捜査を進めてまいりまして原因の解明を急いでいきたい、このように考えております。
○邊見説明員 防衛庁から伺っていることでございますが、金属片の鑑定につきましては、現物が非常に小さいということ、それからミサイルに使っております材料も非常にいろいろあって、鑑定には一カ月以上かかるというように伺っております。
○邊見説明員 お答えいたします。 本件につきましては、事件発生以後、第一一徳丸船内で発見、領置しました金属片については、七月二十九日に防衛庁の方に鑑定依頼を出しております。現在まだ結果をいただいておりません。
○邊見説明員 お答えいたします。 ただいま先生が申された点につきまして、海上保安庁が従来韓国漁船を検挙しました事例をちょっと申し上げますと、五十五年は十四隻、五十六年二十五隻、五十七年十六隻、五十八年二十二隻、五十九年三十八隻、六十年は四十四隻検挙してございます。(松田委員「あなたは長崎県近海のゼロを言っておらぬ、それはよそのところだ、詭弁を言うな」と呼ぶ) そして、今後の韓国漁船の取り締まりにつきましても